セックスをしないのにお金くれる方がいる、それだけでも驚きを隠しきれませんでした。
しかも、お小遣い程度の話ではないのですから。
お店を開くための資金って、かなり金額になります。
その支援をしてもらうことができるから、独立するなんて言い出したのでした。
本当に大人の関係はないのか？この辺はかなりの疑問符でした。
彼女は決して美人ではありませんし、スタイルだって良くはないのです。
それなのに、セックスをしないでお金をもらえているなんて、すんなり飲み込める話ではありませんでした。
「本当は関係があるんじゃないの？」って聞いてしまったぐらいです。
「そういう人もいるだろうけど、私は愛人とか言う関係を作ったわけじゃないよ。これは本当なんだけど、夢を応援してくれるようなお金持ちって世の中にはいるんだ」
真顔で言われてしまいました。
彼女は地道にパトロン募集を続けていたようです。
彼女の場合は半年ぐらいかかってしまったらしいんだけど、大人の関係を抜きにして夢を応援してくれる人と知り合えたと言ってきました。
「パパ活みたいな感じなの？」
「そんないい加減な関係とは違うんだよ、かなり真剣な関係なの」とちょっと怒られてしまったのです。
「私がお店を始めて、また軌道に乗るまでは毎月の借金を肩代わりしてくれるんだから」
「それすごい…それ本当なら私も欲しいそんな人」
ものすごい内容が飛び出してきちゃって、思わず食いついてしまったのでした。
毎月の生活費も出してもらえるようだし、お店を開くための資金の肩代わりまでしてくれるというのです。
この瞬間パトロンが欲しいと、心の中で絶叫してしまっていました。
同僚の言うことが本当だったら、詳しくパトロンの見つけ方を聞き出さなければならないと思ってしまったのでした。
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